11月下旬、そろそろ肌寒くなりはじめた岩手県の釜石市を訪れた。

先の東日本大震災で大津波が襲い、多くの犠牲者を出した釜石。避難所への階段を上り、街を見下ろすとその傷跡がまだ残っていた。

釜石の人たちの生命力に打たれた。筆舌に尽くせない体験をしたあとでも、前向きに生きるその姿。震災のとき、外国から賞賛された私たち日本人の苦難に克つ力を、目の当たりにする思いだった。

(写真提供=復興の狼煙プロジェクト)