「人材育成」に関心を抱く人は多い。企業でも、機会あるごとに研修を実施して、社員の資質の向上を図っている。私も時折招かれて話すことがあるが、何を伝えればいいのか、なかなか難しい。

現状を突破して、イノベーションを起こせる人材はどのように育めばいいのか。異質な他者とも対話して、麗しき共同作業をする。そんな能力は、どうすれば磨けるのか。一人ひとりの働く人間はもちろん、マネジメント、経営者にとっても、能力開発には重大な関心を抱かざるをえない。

ここに、素晴らしい教育機関と、卓越した教育者の事例がある。学びの場は、小さな一軒家。教師は、まだ20代の若者。講義をした期間は、たった2年あまり。

(PANA=写真)