「実は0円で作れる」…幸福の元はいい友達、パートナーがいること

ハーバード大学のとある研究では、レベルの高い大学の卒業生とボストンの貧しい人たちの人生を追跡して、「なにが人間の幸せを生む要因であるか」を75年間も調査し続けているそうです。

ひろゆき『誰も教えてくれない 日本の不都合な現実』(きずな出版)
ひろゆき『誰も教えてくれない 日本の不都合な現実』(きずな出版)

そこで出た結論は、「いい人間関係」が幸せを感じさせるということ。つまり、家族とか友達関係が幸せに直結するという、ある意味、当たり前の結論です。お金がいくらたくさんあっても、いっしょに遊びに行ける、心を許せる友達とかがいないとあまり幸せじゃなさそうだから、まあ納得できますよね。

ただし、別に友達が多ければそれでいいわけでもありません。いくら友達がたくさんいても、それが浅い友情ばかりでは、あまり幸福には直結しないのです。

では、どういう人間関係が必要なのか。それは「本当に困ったときに助けてくれる人間」です。たとえばちょっと極端な例ですが、自分が法を犯して警察に追われていても、黙って一晩くらいは自宅に泊めてくれるかどうか、みたいな感じです。

犯罪者を自宅に泊めるなんて、リスキーでデメリットしかない行為ですよね。なのに泊めてくれるということは、その人は自分のことをメリット/デメリットで考えていないということです。そういう人間がいるかいないかが、幸福度にすごく影響を与えるということなんです。

こういう関係って、社会人になってからつくるのはすごく難しいです。社会人になると仕事がらみでつき合うことが多いので、必然的に損得勘定が働きやすいんですよね。

仕事とかいっさい関係なしに親しめる腐れ縁の関係は、学生時代でないとつくりにくい。なので、僕は10代の人に友だちをつくることはぜひ勧めたいですね。

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