小室さんは皇室を離れるための“先兵”だった
圭の母親の元婚約者への対応も、私がお願いした方向で進めてもらった。婚約延期後、小室圭が留学したことも、私がお願いしたことで、元々将来留学したいと考えていた圭に計画を前倒しにして、海外に拠点をつくってほしいと頼んだというのである。
つまり、かなり前から、皇室を離れるためには結婚しかない、日本で暮らすのは嫌で、海外で暮らしたいと考え、小室圭を“先兵”として動かしていたというのだ。
どんなことをしても皇室という籠の中から飛び立ち、一人の人間として生きたいという切実な思いがあったことを初めて吐露したのである。
圭が独断で行動し、私の気持ちを考えていないという批判があったが、それは“誤報”だというのだ。
「誤った情報がなぜか間違いのない事実であるかのように取り上げられ、いわれのない物語となって広がっていくことに、恐怖心を覚えるとともに、つらく悲しい思いをいたしました」
小室圭は書かれた紙を目の前に掲げて読んでいるが、眞子さんは毅然として前を向き、時々下に置かれた文面に目をやる程度。
「誹謗中傷で2人が心身に不調をきたした」と痛烈に批判
ここで小室圭に再びチェンジ。
母親と元婚約者との金銭トラブルといわれている事柄に触れる。
詳しい経緯は本年4月に公表した通りとした上で、元婚約者にはこれまでも折に触れて、お礼を申し述べていると、礼は失していないといいたいようだ。
解決金については、母親が精神的な不調を抱えていて、元婚約者と会うことはドクターストップがかかっているため、「解決に向けて、私ができる限り対応したい。解決金を受け取っていただきたい気持ちは変わっていない」と話す。
元婚約者からは、代理の週刊誌の記者を通じて前向きな返事をもらっているとしている。
その上で、
「この数年間誤った情報があたかも事実であるかのように扱われ、誹謗中傷が続いたことにより、眞子さんが心身に不調をきたしたことをとても悲しく思います。私の母も心身に不調をきたし仕事を辞めざるを得ない事態にまで追い込まれましたし、身の危険を感じながら過ごしています」
あんたたちメディアが心ないでっち上げ報道をするから、2人は心身に傷を負ってしまったのだと、痛烈に批判する。
会場にいたメディア、特に週刊誌記者などは、この言葉をどう聞いたのだろう。