二兎でも三兎でも追うべき

「二兎を追う者は一兎をも得ず」(2つの物事を欲張ると、どちらも失敗したり、中途半端に終わったりする)のことわざもあるように、多くの人は、チャレンジする選択肢が2つある場合、どちらか一方に絞りたがります。

井上裕之『人生を自由にしてくれる本当のお金の使い方』(あさ出版)
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ですが、本当にやりたいのであれば、両方にチャレンジすべきと私は考えます。

誰か(勤務先)に迷惑をかけたり、自分に無理を強いることがなければ、二兎でも、三兎でも、四兎でも、チャレンジすべきです。

人間の可能性は、ひとつのことしかできないほど小さいものではありません。

私がそうであるように、両立できます。「二兎を追う者は、二兎を得る」ことも可能です。

今は本業と、それ以外の「自分のやりたいこと」(=副業)を同時にできる世の中になってきています。

やりたいことを同時追求する人は、自分のポテンシャルを信じている人である。

私はそう考えています。

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