[しゃぶしゃぶ]銀座しゃぶ通 好の笹 よしのささ 日本橋店

――秘伝のタレで食す とろけるようなしゃぶしゃぶ肉

●「俺はあっさり、さっぱりした味が好き。肉は鶏肉、豚肉、牛肉の順によく食べますね」。銀座に本店、2号店がある。

●東京都中央区日本橋室町2-4-3 日本橋室町野村ビルYUITO3F TEL.03-3242-5261 営業時間/11:00~14:30(LO)、17:00~22:00(LO)、土日祝は~21:30(LO)無休 カード可 全48席(4~6名の個室1室あり)サービス料10%

オーソドックスな「しゃぶしゃぶ」と、肉と野菜をせいろに入れて蒸す「蒸ししゃぶ」の専門店。しゃぶしゃぶも人気だが、最近は蒸した野菜や肉のおいしさに目覚める人も多いそう。橙を搾り入れたポン酢か、白胡麻に芝麻醤やラー油、ピーナツバターなど20種類以上の味をブレンドした胡麻ダレで食べる。

1.きめ細かくサシが入ったやわらかな霜降り国産牛。せいろに敷き詰められたゴボウや白菜、長ネギ、空芯菜など9種類の野菜のしゃきしゃきした食感も心地いい。井筒蒸ししゃぶコース4800円より。
 2.甘えび、かんぱち、めばちまぐろを盛り合わせた鮮魚刺し身3点盛り。仕入れによって内容は変わる。
 3. 梅酒(680円~)は22種類が揃う。
 4.国産牛、銘柄豚、地鶏、鴨から好みの肉を2種類選べるしゃぶしゃぶ。写真はA3等級の黒毛和牛ロースと山形県産杜仲高麗豚ロース。
 5.日替わりの先付け2品。右は栗とれんこん、にんじんの吹き寄せ。左は牛肉のトマト煮。
 2,4,5はしゃぶしゃぶ好の華コース6300円の一品。

[イタリア料理]サバティーニ・ディ・フィレンツェ

――飽きのこない正統派の料理。記念日に訪れたい名店

●1980年創業、イタ飯ブームの前から続く名店。「オーセンティックで飽きのこない料理を食べられます。男はパスタが好きですよね」。夜のコース1万2000円~。

●東京都中央区銀座5-3-1 ソニービル7F TEL.03-3573-0013~4 営業時間/11:30~14:30(LO)、17:30~21:30(LO) 無休 カード可 全80席(10~16名の個室1室)サービス料12%

1.イタリア産、香り豊かなポルチーニ茸の自家製平打ち麺“タリアテーレ”(3200円)。今が旬の生のポルチーニ茸をたっぷり使い、オリーブオイルとニンニクで旨味を引き出している。季節外は冷凍ポルチーニ茸を使用(2700円)。
 2.ゲストのリクエストに応じて、シェフがその日の食材で作る裏メニュー。海の幸のスープ仕立て(3000円)。
 3.前菜3種盛り合わせ(2800円~)。写真は3000円。手前から時計回りに、フルーツトマトとカンパーニャ州の水牛モッツァレッラチーズ、イタリア・サンダニエーレ産生ハムにメロンと季節のフルーツを添えて、海の幸のマリネ サラダ仕立て。
 4.骨付き肉をオリーブオイルとバターで揚げ焼きにした仔牛のカツレツ ミラノ風にトマトのマリネとルコラ菜を添えて(4600円)。
 5.長崎県五島列島から直送された魚介をワゴンで運んでゲストと調理法を相談するなど、オープンなプレゼンテーションが魅力。生ハムをひらひらと薄くカットする姿はホールでひと際目を引く。

 

(文・構成=江藤詩文 撮影=名取和久)