育児は大変だ。それは父親が戦力にならないことが多いからでもある。育児誌『プレジデントFamily』編集部では、子育て中の母親に「思わずキレてしまった夫の言葉」を募集し、なぜ腹が立ったのかを聞いた。夫婦関係を円満に保つため、妻に言ってはいけない地雷フレーズを紹介する――。

※本稿は、『プレデントBaby2021完全保存版 0歳からの知育大百科』の一部を再編集したものです。

当事者意識がない他人事フレーズ

あるある! いますよね、こういう夫! 育児や家事を自分の仕事だとまったく思ってない。こういう夫は、普段から掃除も洗濯も妻に押し付けています。悪気もなく、無自覚に!

妻は休む間もなく動いているってのに、夫はスマホを眺めてたりしていませんか? 妻は、そのたびに怒りのマグマを溜めているんですよ!

二人の子どもなのだから、育児は分担して当たり前。家事も夫だけやらなくていいわけがない。もう立派なオトナなんだから、夫も育児や家事に責任を持ちましょう。

夫が大黒柱で、妻が専業主婦で家にいる場合は、妻と同じだけ負担することはできないかもしれません。それでも、「本来二人でやるべきこと」を妻がやってくれていると思えば、発言も変わるはず。

「留守の間、子どもを見てくれてありがとう」と言われれば、「パパこそ、お仕事がんばってくれてありがとう」って答えたくなります。ありがとうの好循環に変えていきましょう。

そのほかの他人事フレーズ

夫「~しといたから」
妻(なんで、私の仕事をやってあげたみたいに言っているの? あなたの仕事でもあるだろ)

夫「なんで病院に連れていっていないの? 仕事の方が大事なの?」
妻(このあと連れていこうと、急いで仕事片付けていたんじゃ。そういうおまえはなんで連れていかないんだ?)

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