最大限の努力をすれば結果はついてくる
エルピーダメモリ社長兼CEO 坂本幸雄
1947年、群馬県生まれ。
70年日本体育大学体育学部卒業。同年、日本テキサス・インスツルメンツ社へ入社し、副社長まで上り詰める。その後、神戸製鋼所執行社長補佐、日本ファウンドリー社(現UMCジャパン)社長を経て、2002年からエルピーダメモリ社長。現在は、社長兼CEO。「数字が、全部頭の中に入るまで、資料は読みこみます」。
1947年、群馬県生まれ。
70年日本体育大学体育学部卒業。同年、日本テキサス・インスツルメンツ社へ入社し、副社長まで上り詰める。その後、神戸製鋼所執行社長補佐、日本ファウンドリー社(現UMCジャパン)社長を経て、2002年からエルピーダメモリ社長。現在は、社長兼CEO。「数字が、全部頭の中に入るまで、資料は読みこみます」。
エルピーダメモリの坂本幸雄社長は毎晩、入浴の際、腹部に残る手術痕に目をやる。もしあのとき、吐血と入院を経験しなければ、今の自分はなかっただろう。
「入院は20代から3回しました。3度目の33歳のときは大量吐血し、1カ月入院してやっと原因が十二指腸潰瘍とわかりました。それからです、仕事の仕方が変わったのは。それまでは毎月の予算を達成するため、週に2日は徹夜するほど仕事に追われました。結果に対してセンシティブになり、最後の最後までやらないと気がすまない。体力があった分、逆に限界を超えてしまったのです。
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