子ども関連市場で「シェア10%以上」を目指す

——少子化時代であり、ネットショッピングの時代です。今後の戦略を教えてください。

【坂本】当社の売り上げは今期の年間見通しで言うと1560億円ですから、まだ2000億円にも達していない会社です。子ども関連市場は、諸説ありますが、ザッと見積もって2兆円ほどとされています。

確かに少子高齢化によって子どもの数が減っていくことは間違いありません。しかしそうは言っても、2兆円の市場が10年でなくなることはないでしょう。まずはしっかりとシェアを広げたいと思います。今の7、8%のシェアを2025年までに10%、それ以降もさらなるシェア拡大を目指します。

ネットショッピングに関しては、リアル店舗が強い企業がネットも強くなっていくのではないかと考えています。リアル店舗とネットとの間でシームレスなサービスが提供できれば、ネットでも買われるでしょうし、リアル店舗にもご来店いただけるのではないでしょうか。

ネットで頼んだ商品を送料無料で受け取れるようなサービスなど、今後は1000店舗というインフラを活かしたサービスをさらに充実させていきたいと思っています。

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