「別れることも頭を過りました。でも…」

最近“不倫太り”する夫婦が目立つように思う。

夫の不倫が週刊誌で報じられると、男は塩垂れて逃げまどうが、妻のほうは泰然自若として夫を許し、かえって夫婦の絆を強めるケースが多いようだ。

競泳の瀬戸と飛び込みの馬淵が挙式・披露宴。囲み取材に応じる瀬戸大也と馬淵優佳=2017年10月1日午後、東京都港区
写真=日刊現代/アフロ
競泳の瀬戸と飛び込みの馬淵が挙式・披露宴。囲み取材に応じる瀬戸大也と馬淵優佳=2017年10月1日午後、東京都港区

最近の例でいえば、瀬戸大也の妻・優佳とアンジャッシュ渡部建の妻・佐々木希がそうではないか。瀬戸は契約していたCMがスポンサーから解約され、日本水泳連盟からも年内活動停止という厳しい処分を下された。だが、元飛び込み選手だった妻の優佳は、発覚後、瀬戸と一緒に直筆の謝罪文を出し、その後、心境をこう語っている。

「今回の(週刊新潮の=筆者注)報道が出た時、もちろん別れることも頭を過りました。でもあまりのタイミングに、途中から『神様が私たちを試してるんじゃないかな?』と思い始めたんですよね。これは『瀬戸大也は一度どん底に落ちないと変われない』というメッセージなのだろうと。

人間である以上、誰だって失敗はします。大事なのは、その失敗から何を学ぶか。結婚式で『病める時も健やかなる時も』と誓った以上、私自身この騒動を経た彼がどう変わるか見届けてからじゃないと離れられない。(中略)まずはしっかり夫婦で向き合って、それから判断しても遅くはない。そもそも私は、そんなゆるい覚悟で結婚したわけじゃありません」(FRaU「瀬戸大也選手の妻・優佳さん『このままでは家庭が壊れてしまうかもと思っていました』」より)

現代版山内一豊の妻である。

「多目的トイレ不倫」の渡部建はいま

渡部の妻で女優の佐々木希も、報道後に自分のインスタグラムに謝罪文を出しているが、週刊文春(6月25日号)によれば、

「佐々木の事務所関係者が明かす。
ちょっと意外かもしれませんが、元々家庭内では渡部さんの方が立場は上。佐々木さんの方が渡部さんをリスペクトしているのです。この騒動の間、彼女は『夫が憔悴しているのでずっと一緒にいます』と付きっ切りの状態。彼女を心配する知人には『私が彼を立ち直らせる』と気丈に振る舞っている。すでに彼女は『離婚しない』という決断を下しています」

一方の夫・渡部のほうは10月16日発売のフライデーが、愛犬3匹と散歩をしている姿を掲載しているが、帽子をかぶってはいたが白髪交じりのボサボサの髪だったという。