日本企業の粘土層を動かしたい

前著『ダークサイド・スキル』がビジネスパーソンの間で大きな話題を呼んだ。今回は経済学者の柳川範之東大教授との共著である。書籍化のために2019年の夏頃から「1回あたり2~3時間の対話を6~7回繰り返しました」という。

経営共創基盤(IGPI)共同経営者マネージングディレクター 木村尚敬氏
経営共創基盤(IGPI)共同経営者マネージングディレクター 木村尚敬氏

戦略コンサルタントの木村氏が現場の状況と課題を提起し、柳川氏が理論に落とし込む。当代を代表するスペシャリスト2人が緻密なやり取りを繰り返す対談集だ。

テーマは、変化の激しい時代における「ミドルの覚醒」。かつてのリーダーは「ハンコを押すだけ」でよかったが、いまは確実な情報が揃う前の段階で「果敢に決める」必要がある。その心構えが日本のミドル=管理職には乏しいというのが両氏の問題意識だ。

(撮影=的野弘路)
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