成功するインフルエンサーたちはとにかくコツコツを情報発信を続けている。なぜそんなことができるのか。27歳でフリーランスエンジニアとして独立し、立ち上げた会社を売上目標3億円の規模まで育てたやまもとりゅうけん氏は、「意志の弱さをカバーするルーティンを作ればいい。ポイントは3つある」という――。
※本稿は、やまもとりゅうけん『「知っているかいないか」で大きな差がつく! 人生逃げ切り戦略』(KADOKAWA)を再編集したものです。
何かを継続させるための下準備
人間の意志は弱いものです。いつもどこかで欲に負けます。
もちろん私もそうです。だから「強い意志を持て」なんて言えません。それは無理だからです。
人間は意志次第でどうにでも変われますが、その意志をコントロールするのは難しい。ならばまずは、「自分の意志が弱い」ことを自覚するところから始めましょう。
そもそも、何かを継続するために必要なのは「意志力」ではありません。「仕組み」です。
なぜ、会社に通っていつもの仕事をすることは何年も継続できるのに、ふと何か新しいことを始めようと思ってもそれが続かないのか。それは、「意志の弱さをカバーする仕組み」をつくっていないからです。
「仕組み」とは、いわゆる「ルーティン」のことです。
朝起きて、電車に乗って、朝礼を行い、決まった時間に昼ごはんを食べ、日報を書き、電車に乗って帰る。業務の中でもやるべきことが事細かにマニュアル化されている。会社員生活はルーティンの嵐です。意志の弱さなど関係なく、パフォーマンスを最大限発揮できるような仕組みが、会社にはちりばめられているわけです。
この仕組みを「自分のため」に応用してみましょう。ルーティンを自分でつくるのです。
ルーティンをつくる上でのポイントは3つ。「朝、起きる時間を固定化する」「仕事を1時間単位で区切る」「人と会う」です。