「ドングリの背くらべ」という表現もあれば「五十歩百歩」という言葉もある。似たり寄ったり、比べたところで大差ないことをいう。

対数の原理を利用した計算用具「計算尺」。関数電卓の登場で貴重品に。

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逆に、比較することさえ無駄に思える明白な差を、「雲泥の差」という。商品の売り上げや、わが子の成績順位を示すグラフの線が、ヨコ軸にべったり張り付くように伸びていたら、トップとは雲泥の差で、もはや比較する気にはなれない……かもしれない。