小さなツリーを「箱庭式」で飾ってみる

(2)手のひらサイズのアイテムをカゴに大集合

100円ショップにはツリーやリースもあるが、さすがに大きさに限界がある。手のひらサイズのツリーやスノードーム、マスコットだと、そのまま飾るといまひとつ迫力がない。こうしたものは、つるで編んだカゴや木製のボックスなどを一緒に買って、その中にまとめて飾る「箱庭式」にするのはどうだろう。箱やカゴにまとめる際は、ツリーやマスコットなど一つメインになるアイテムを決め、その周りに小さなオーナメントを配置する。一緒にキャンディーや個包装のチョコとクッキーなどお菓子を盛り込んでも子供が喜びそうだ。

この方法だと器ごと移動できるので、玄関や窓辺に飾ってもいいし、食事の時はテーブルに置いてもいい。飾る場所を簡単に変えられるうえに掃除もラクだ。

押しピンでとめるだけで、簡単に壁にミニ棚がつけられる商品も売っているので、そういう棚にアイテムを集合させて飾ってもいい。

撮影=松崎のり子
カゴにミニサイズのツリーを入れて、ポインセチアの造花を手前に載せただけ。総額300円(税別)
(3)ツリーの飾りは「ガーランド」におまかせ

「とはいえツリーは飾りたい」という時に試してみたいのが、ガーランド。長いひもにサンタや雪の結晶などのおなじみのクリスマスモチーフが下がっていて、窓辺や壁につるして飾るのが通常の使い方だ。これを壁ではなく、ツリーにぐるりと巻き付ければ、それだけでさまざまなモチーフが楽しめるオーナメント代わりになる。

何種類ものグッズを買う必要がないのでこれまたコスパがいい。木製ピンチ付きのガーランドもあるので、ツリーに巻いた後に、クリスマスカードや小さなお菓子を挟んでつり下げることもできる。ぐるりと巻くだけだから、飾り付けもその後の片付けも、どちらも手間がかからない点がうれしい。

撮影=松崎のり子
ガーランドはつるすだけではなく、ツリーに巻き付けてオーナメント代わりにしてもいい