一通のハガキが、東京・東陽町のダイエー本社に届いた。宛書は“社長様”。太いマジックで東北弁が記されていた。“ありがど!!”

差出人は“被災者一同”。被災から6週間が過ぎていた。仙台市内の消印が押されたハガキを手にダイエーの桑原道夫社長は、こう実感できた。「スーパーは、電気、ガス、水道とともにライフラインのひとつ。その使命をなんとか果たすことができた――」と。

(小倉和徳=撮影 ダイエー=写真提供)