上昇を続ける未婚率。仕事に追われていつまでも白馬に乗らない、いわゆる「独身王子」も増加の一途を辿る。

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しかし、結婚する男性が一斉に晩婚へと向かっているかといえば、実は違う。その証拠に、男性の平均初婚年齢は1996年からの10年間で、1.5歳上昇したにすぎない(2006年 厚労省「人口動態統計」)。水面下では早婚と晩婚の、二極化が進行しているのだ。一般にその原因は、学歴や年収で説明されがちだ。確かに高学歴・高年収男性の未婚率は低いが、それだけではない。早い時期に結婚に踏み出すか、ずるずると後回しにするか。その決断には1日の大半を過ごす“職場”が大きく影響しているのではないだろうか。それを検証すべく、一般男女2000人あまりに調査を行った。結果、会社による大きな「結婚格差」が、浮き彫りになってきた。
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