ビール系飲料の前年比割れが続く中、順調に伸びる「麦とホップ」
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ビール系飲料の前年比割れが続く中、順調に伸びる「麦とホップ」

根強い人気を誇る「ヱビス」のCMも、2008年秋あたりから「家飲み」モードに変わっていた。高級料亭でビールを飲むシチュエーションから、小泉今日子が胡坐をかいて缶ビールを味わうシーンへ。ビールを買って帰る女性をターゲットに「ヱビスは時間をおいしくします」というメッセージが打ち出されていた。なるほど家飲みメッセージである。外で飲んだら3000円はかかるところを、家ではプレミアムビールを買ったところで半額程度で済む。

そんなサッポロだが、家飲みの主役は新ジャンル。「麦とホップ」が強い。

(増田安寿、熊谷武二=撮影)