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公立化が進む地方大学の現実

地方大学で今、トレンドとなっているのが私立大の公立化だ。2009年の高知工科大学を皮切りに、地方私大が次々と公立化した。

AFLO/読売新聞=写真

私立大が公立大となっても、運営する自治体の財政負担が増えるわけではない。自治体が公立大に支出する運営費交付金には国からの地方交付税交付金が充てられる。そのため、自治体の財政負担は重くなるわけではなく、学費も私大よりは抑えることができる。