英会話を効率的に学習するには、どうすればいいか。雑誌「プレジデント」(2018年4月16日号)の特集「英語の学び方」では、英語学習に使える最新サービスを徹底比較した。記事の一部を紹介しよう。第5回は「自動翻訳機」について――。

もうすぐイヤホンで、同時通訳の時代に

テレビで平昌オリンピックを見ていたら、外国人を乗せたタクシーの運転手がスマホに向かってなにやら話していた。どうやらスマホの翻訳アプリで会話をしているようだ。すごい時代が来たものだ。

写真=iStock.com/metamorworks

Google翻訳は2言語間の会話を翻訳し、写真上の文字すら翻訳できるところまで仕上がった。「Google翻訳があれば英語学習は不要」とは言いすぎにせよ、かなりの部分を最新テクノロジーが解決してくれるのは事実だ。

だが「ドラえもん」に親しんだ我々は、さらにその先を夢見ないではいられない。ひみつ道具の1つ「ほんやくコンニャク」は、食べればあらゆる言語を自国語と同じように話し、理解できた。翻訳機は、どこまで進化しているのか。

「自動翻訳」ツールの最新事情をまとめた。来る東京オリンピックに向けて、日本でもさまざまな翻訳機が開発されている。日本語を話すだけ、聞くだけで異言語間コミュニケーションが成立する日は近い。