自らの老後を考えるとき、介護は避けて通れない問題だ。もし介護施設を“終の棲家”と考えるなら、その費用を含め、老後資金をどれだけ準備すべきなのか。

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必要な老後資金は、自分がどんな生活をしたいか、どこでどんな介護を受けたいかで大きく違う。ここでは平均値を使って、65歳時点で準備する資金の目安を出してみよう。

まずは、介護費用が特にかからない場合で計算する。総務省家計調査によると、高齢無職夫婦の毎月の家計支出は年金+7万円(2017年)。90歳まで生きると想定して、65歳から25年間で必要な生活資金は(7万円×12カ月×25年)=2100万円とする。このほか、住宅リフォームなど臨時費用を1000万円と見積もれば、老後資金の目安はざっくり3100万円だ。