たった1枚のレシートの「捨て忘れ」で発覚

フェイスブックやインスタグラムなどSNSへの投稿も、不倫発覚の原因になります。

たとえば同じ日に同じ場所で撮影した写真を夫と不倫相手の女性それぞれが投稿し、妻がその両方を目にしてしまうというケース。当然妻は不審に思い、以後の投稿に目を光らせることになります。「女性と行動を共にしていた」と推察できる状況証拠を集めている妻もいるのです。

なんでもないレシートや領収書が妻の疑いを招くこともあります。男性の多くは油断しているかもしれませんが、怪しいと思ったら妻は夫のカバンや財布の中身をチェックします。その日は都内にいるはずなのに、鎌倉のコンビニのレシートが出てきたらおかしいですよね。

その場合、たった1枚の「捨て忘れ」が不倫発覚のきっかけになります。夫の浮気の証拠としてレシートを持ってきたある女性は、「この日は事情があって捨て忘れただけで、ほかの日はきちんと捨てていたのだと思います」と冷静に分析していました。

ホテルの領収書はどうでしょうか。見るからに怪しいので発覚のきっかけになることはあります。しかし、不貞行為の決定的証拠になるかといえば、それは別問題。詳細な領収書であっても、記載されているのは代表者の名前と宿泊人数くらいです。部屋のタイプがダブルで、宿泊者2名となれば男女で同衾した疑いが強まりますが、女性の個人名までは突き止められません。宿泊者の名前をホテルに問い合わせても教えてくれるはずはありません。