よい仕事をしている人ほど、ゆったりした自由な空気を漂わせている。脳科学者の茂木健一郎さんはそういいます。なかでも作詞家の秋元康さんは「夏休みの小学生のような余裕の表情をしている」というのです。なぜか。茂木さんは「だから創造性を発揮できるのだ」といいます。雑誌「プレジデント」の連載「世界一の発想法」からご紹介します――。

仕事でいっぱいのはずなのに……

これまで、さまざまなクリエーターの方とお目にかかってきた。振り返ると、いくつかの共通点があるように思う。

強く印象に残ることの1つは、よい仕事をされているクリエーターの方ほど、その人のまわりに、ゆったりとした、自由な空気が漂っているということだ。そう、まるで、夏休みの小学生のように。しかも、宿題や習い事に追われていない、自由でのんびりした小学生である。最近では「絶滅危惧種」のようだが。