1■月・火でやるべきことは終わらせる

 週の前半は、その週のうちにやるべきことを前倒しでこなす。後半に予定している商談の準備、社内調整も済ませておく。できないことがいくつかあっても、スケジュールが緩やかな後半でカバーできる仕組みだ。

2■商談は木・金に入れ週内にフォロー

商談は万全の準備態勢で挑めるように、週の後半に入れる。金曜日の夕方以降はアポイントを入れずに、商談で決まったことをアクションに移したり、社内調整を進めるための時間をとる。商談のフォローは週内に済ませるのが鉄則。

 

3■リストを消しつつ手帳はなるべく汚く使う

先々の「やるべきことリスト」は忘れないように右ページに書き、終わるごとに線で消す。また、退社前に1日単位の作業リストを付せん紙に書き出す。退社前5分のこの作業が、1日のスタートダッシュを決めるポイントになる。


4■面白い意見や情報を聞いたら即メモをとる

雑談中や商談中に、顧客がぽろっとホンネや要望を漏らすことが多い。それを社内に伝えることも営業担当者の仕事の一つ。きれいさは気にせずノートにメモをとる。相手に読まれては困る内容はわざと読み取りにくい英語で書く。

5■思いついたアイデアは絵で表現する

店舗での催事のレイアウトや、商品の企画案を思いついたらビジュアルにまとめる。ドレスの絵はブロックの一種「ワミー」でドレスがつくれると面白いという顧客からのアイデアを書いたもの。開発部に提案し、商品化が決定した。

(川本聖哉=撮影)