2017年3月、LINEがバーチャル恋人Gateboxを開発する会社を連結子会社化した。Gateboxは16年12月に約30万円で先行予約を開始し、300台が完売となった。初音ミク好きの社長がつくる恋人は、恋愛下手のミレニアル世代の救世主になれるのか。
田原総一朗氏(左)とGatebox代表取締役の武地実氏(右)

バーチャルの嫁が朝起こしてくれる

【田原】武地さんは「Gatebox」を開発された。いま目の前にありますね。これは何をする機械ですか?

【武地】好きなキャラクターと一緒に暮らせるバーチャルホームロボットです。機械のなかにキャラクターが浮かび上がって、実際に“嫁”のように生活をサポートしてくれたり、会話を楽しむことができます。