タイトルに一瞬たじろぐが、中身はいたってまともな起業物語である。「排泄予知システムは、世界を幸福にする」と著者は言う。

中西 敦士(なかにし・あつし)
トリプル・ダブリュー・ジャパンCEO。1983年、兵庫県生まれ。慶應義塾大学商学部卒業。企業勤務、青年海外協力隊を経てカリフォルニア大学バークレー校MBTプログラム修了。2015年トリプル・ダブリュー・ジャパン設立。

「介護の現場で、排泄のケアは過酷な重労働。そのタイミングがわかるだけでも、労力と人的コストを大幅に減らすことができます」

開発しているのは、超音波を用いたウエアラブルの排泄予知デバイス「DFree」。従来にない発明品だ。着想の発端は、なんと自身の壮絶なうんこお漏らし体験だという。

(撮影=的野弘路)
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