世の中のスピードはますます加速し、1年後を読み取るのも難しい時代になった。ヒットメーカーはどのようにして、先を見通しているのか。ハンゲーム、LINEなど数々の事業を成功させてきた森川氏に、消費者ニーズをつかむ方法を聞いた。
無意識の行動に本質がある
ビジネスは釣りと一緒なんです。「ニーズがあるか」が一番大事。魚がいない所に釣り竿を垂らしても釣れないように、ニーズがない所に優秀な人材や技術を入れても、絶対に成功しません。だから、魚がいる場所を予測し、すぐに釣り糸を垂らし、魚がいるかを見極める。魚がいなかったら、即、次の場所に移動する。ビジネスもこの繰り返しです。100通りくらいニーズを考えて、全部試せば、いつかは当たりが出ます。
では、どうやって100通りのニーズを考えるか。顧客に「何か欲しいものはありますか?」と聞いてもダメ。「こういうものが欲しい」と顧客から答えが出る時点では、もう遅いんです。まだニーズが顕在化していない段階で世の中に商品を出し、顧客から「これが欲しかった」と言われるくらいの〝先取り.が必要なんです。
だからこそ「何が流行るか」を予測することが非常に重要なのですが、残念ながら、先の時代を正確に読むことはできません。しかし、確率の高い仮説を立てることはできると思っています。
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