実績も施設もお金もなかったプロバスケットチームが、創設3年にして日本一を勝ち取った。本拠地は、「プロスポーツ不毛の地」と言われている栃木県宇都宮市。なぜ、こんな快挙を成し遂げることができたのだろうか。
マイナスからのスタートでも目標は「5年以内に日本一」
もはや革命である。大手企業の所属チームが居並ぶバスケットボールの日本リーグ(JBL)で、創設4年目のプロチーム、「リンク栃木ブレックス」が発展途上のスポーツビジネスを変えようとしている。
チーム名の「ブレックス」の由来が、「ブレイクスルー(現状打破)」と「レックス(ラテン語で王者)」。プロスポーツ“不毛の地”といわれた栃木県の宇都宮市を本拠としながら、創設3年目の昨季、早くも日本一に駆け上がった。しかも黒字化に成功し、チーム名の由来の通り、旧態依然としたチーム運営の概念をぶち壊した。
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