「小さな習慣」を制すると人生は変わる!
あなたは習慣というとどんなイメージを思い浮かべますか?
習慣には「大きい習慣」と「小さい習慣」があります。
大きい習慣は、いわゆる習慣で、資格勉強・ダイエット・早起き・貯金・運動・マイナス思考をやめる・長時間残業などです。
一方、小さい習慣とはクセというレベルに近いものです。爪を噛む、丁寧にブラッシングをする、良く噛んで食べる、などと様々な種類があります。
大きい習慣は過去の記事(*)で習慣化するノウハウをお伝えしましたが、小さな意識づけの習慣は大きい習慣より意識づけするのがとても難しいものです。*「これでダメなら……」早起きのコツのコツ5(http://president.jp/articles/-/18396)、 よく怒る人は、なぜ、あんなに怒るのか?(http://president.jp/articles/-/15992)
そこで今日は、小さい習慣について解説したいと思います。
1.小さな習慣=クセとは何か?
小さい習慣(=クセ)は、自動的に繰り返す行動や話し方、考え方の習慣です。手足や体の動かし方、姿勢、食べ方、話し方など自分は気づいていない、もしくは気づいていたとしても、特に強く意識せずに行っている行動です。
小さい習慣には、「やめたいクセ」と「身につけたいクセ」があります。
どのようなものか見ていきましょう。
【やめたいクセ】
・つい、間食する
・貧乏ゆすりをする
・爪を噛む
・ムダ遣いをする
・話し始めに「えー」「あー」と言う
・テレビを見すぎる、スマホを見る
・ついマイナスのことを想像する
・他人の悪口を言う
・財布にレシートをためてしまう
・車でスピードを出しすぎる
・つい長話する
・トイレットペーパーを使いすぎてしまう
・くちゃくちゃ音を出して食べる
【身につけたいクセ】
・姿勢を良くする
・ストレッチをこまめにやる
・いつも笑顔でいる
・ブラッシングを丁寧にやる
・よく噛んで食べる
・出したり使ったりしたら、片づける
・花の水やりを忘れない
・電気をこまめに消す
・エレベーターを使わず階段にする
・帰ったら手洗いとうがいをする
というものです。
クセとは「なくて七癖」というように、無数に身に付いているものです。これらを変える、またクセづけるためにどうすればいいのでしょうか?