ちょうど1年前、検索サイトのグーグルを活用して経済分析を行う面白さを解説した『Google経済学』を10万部のベストセラーに押し上げた著者で、公認会計士でもある柴山政行さんが、「いままで誰も手をつけてこなかった会計本の領域に挑んだ」と語る『儲かる会社に変わる「バランスシート革命」』が出版された。

<strong>柴山政行</strong>●しばやま・まさゆき 1965年生まれ。埼玉大学経済学部卒業。92年、公認会計士試験合格。税務、コンサルティングの業務に携わりながら、会計教育を行う。『Google経済学』『半分売れ残るケーキ屋がなぜ儲かるのか』『サバイバル会計学』など著書多数。
柴山政行●しばやま・まさゆき 1965年生まれ。埼玉大学経済学部卒業。92年、公認会計士試験合格。税務、コンサルティングの業務に携わりながら、会計教育を行う。『Google経済学』『半分売れ残るケーキ屋がなぜ儲かるのか』『サバイバル会計学』など著書多数。

損益計算書、キャッシュフロー計算書とともに「財務三表」を成すものがバランスシート、いわゆる貸借対照表である。公認会計士がバランスシートについて論じるのは当たり前ではないか。一体どこが未知の領域なのだろう。

(南雲一男=撮影)