11月の米大統領選に向けた共和党の指名争いでトップを走るドナルド・トランプ氏が世界の熱視線を浴びている。数々の過激な言動はあまりに有名だが、その人物が「世界の警察官」たる米国のトップに就けば、多くの国々はその外交・安全保障環境が一変するためだ。日本に対しても物議を醸す発言を繰り広げており、政界には動揺が広がっている。

「我々が攻撃されても日本は防衛する必要がない。米国は巨額資金を日本の防衛に費やす余裕はない」。3月26日の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)はトランプ氏のインタビューを掲載し、在日米軍撤退の可能性に言及したと波紋が広がった。トランプ氏は日米安全保障条約を「片務的だ」として安保条約改定も求めている。
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