バブルチャートは、統計という一見地味で面白みのない数値の世界を動きとストーリーのあるビジュアルにする図解術。作成するのに少し時間を要しますが、聴衆を「おっ」と感動させる強力な武器になります。

[04]バブルチャート
Hans Rosling:医師、公衆衛生学者
テーマ「統計データの見せ方」(The best stats you've ever seen)

▼移動する“風船”でグラフをドラマチックに!

図は世界各国の出生率&余命年数の変遷を1960年代から2000年代まで見せ、人口を円の大きさで表したもの(実際は動画状態)。同じ国でも、時間の経過とともに人口が増減するプロセスが“風船”の大きさでよく理解できる。

「あの国は左上へ移動!円も大きく!とスポーツ実況風に解説するので楽しいです。実際、売り上げと利益の関係をバブルチャートにすると、売り上げは高いポジションだけれど、利益(円の大きさで表現)は小さい、などとわかります。エクセルやパワポで作れば、プレゼンにドラマ性が出ます」(清水氏)

▼応用すると……