安岡正篤が説く「思考の三原則」
「やるべきか、やらざるべきか」
「選択肢は2つ、どちらにしたらいいのか」
進学や就職など人生の岐路で、あるいは自宅の購入など大きな買い物で、悩んだときにどうしていますか?
また、案件の処理や人事など、仕事で決断しなければならないときに、どうしていますか?
「安岡正篤さんの説く『思考の三原則』に基いて考えることで、私は結果を出してきました」
そう教えてくれるのは、安岡正篤さんの人間学を日々の生活や経営に活かしている、医療法人「アスペック」代表の小林充治さんです。
安岡さんの説く「思考の三原則」とは、どういうことか。
第一は、目先にとらわれないで、できるだけ長期的な視点で考えること。
第二は、一方向からの見方にとらわれないで、多面的に考えること。
第三は、枝葉末節にとらわれないで、根本的に考えること。
すべて当たり前のことのようですが、人というのは、モノゴトを考えるときに、思惑や目先の利害にとらわれてしまい、適切な判断ができないことが意外に多いのです。
「以前の私は、目先の利益だけを追い求めていました。結果がついてこなくて、イライラしたり、計画の見直しを迫られたこともあります。それがこの『思考の三原則』で判断するようになってからは、大きな読み違いがなくなりました」