どの株を買うかポイントは2つ

ビジネスマン1000人はどの銘柄が欲しいのか、調査した結果を見てみよう。上位は「吉野家HD」「ワタミ」「カッパ・クリエイトHD」「小僧寿し」など大手有名飲食店の食事券がもらえるもの。旅行代金が安くなる「楽天」、化粧品の「ドクターシーラボ」など、消費者におなじみの有名企業がランクインした。だが、なかには業績が低迷しているものもある。この選び方は本当に正しいのだろうか。

桐谷さんが優待や配当を目当てとして投資を行う際に確認する事項は2つだという。

1つ目は、優待利回りと配当利回りの合計が4%以上であること。一般的な投資家は3%以上を目安としており、厳しい水準と言えるだろう。昨今の株式相場では数年前に比べて株価がかなり上昇していることが多々あり、この基準を満たす企業数は減っている。だが、桐谷さんは、株価下落をチャンスと捉える。ギリシャ問題で下落したときはチャンスだったのだ。

割安な銘柄は簡単にわかる

2つ目は、割安感である。割安感を見る指標として、PER、PBR、証券会社の情報の3つを見ているという。

まずPER(株価収益率)。株価を1株あたり純利益で割ったもの(単位は倍)で、一般的に、PERの値が同業種と比較して低ければ割安と判断される。桐谷さんの目安は15倍以下。今期や来期の業績水準から見てPERが15倍以下の企業を探すとよい(表中「-」は調査時点不明)。

次に、PBR(株価純資産倍率)である。これは株価を1株あたり純資産で割ったもの(単位は倍)。値が低いほど割安感があるとされ、特に1倍を切っているときは割安感が強いとされる。桐谷さんも1倍以下を目安としている。

最後は、複数の証券会社の情報を活用することだ。桐谷さんはSBI証券の口座画面で、企業の株価欄を確認する。

「割安度」という項目があり、10段階で示されている。またGMOクリック証券が提供する理論株価も確認している。