良書にふれて人間観を養う

日本生命保険相談役 宇野郁夫氏

私は、若い頃から「本を読む」ことが一番の楽しみで、今でも多くの本を読んでいます。本を読むことが役に立つことかどうかは、ある程度まではわからないものですが、ある一線を越えると急に世界が違って見えるような気がしました。

欧米、特にヨーロッパのビジネスマンに会うと、教養が深く、哲学や歴史をよく学んでいて驚かされますが、人間観や哲学観、歴史観があってこそ、物事を判断し、リーダーシップを発揮できる。

(小宮一慶=総括、分析・解説)
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