ネット・スマホ・TVは歯止めが利かない
前回記事では、早起きの原則と王道の続け方をご紹介しました。今回はそこに柔軟性を持たせるために、挫折要因を洗い出し、対策を考えて行きましょう。
対策は人それぞれです。あなたなりの対策を考えながら読み進めてみてください。
要因1. 飲み会
ビジネスパーソンであれば、仮に23時に寝ると決めても、お付き合いの飲み会等の日は難しくなります。
ここでの対策は、例外ルールの適用です。飲み会ならば、23時までは飲んでいてオッケー、24時には就寝すると決めておきます。
そのためには、普段は飲み会はなるべくセーブする、22時には帰るなど、リズムができるまでは寝る時間と起きる時間を優先してください。
要因2. 土日の予定で夜更かし
平日は、決めた時間に寝たとしても、土日はリズムが崩れがちです。家族と外出したりすれば就寝時間は夜遅めになります。
反発期(最初の3週間)は上記と同様、なるべく早めの帰宅を心がけください。ただ、家族や恋人との予定で休日には休日なりのリズムがあると思います。その場合は、休日専用に寝る時間と起きる時間のスケジュールをつくってみてください。
要因3. 仕事の繁忙期で残業
仕事にはリズムがあります。繁忙期と平常時とでは帰る時間は変わってくるでしょう。理想論では帰る時間を一定にして早く出社して仕事を片づけることですが、そうはいかない場合があります。
対策としては、繁忙期に早起き習慣を始めないことです。この時期に早く寝ることを掲げても続ける環境が悪すぎます。3週間の反発期を乗り越えるには、なるべく仕事に余裕があるタイミングにしてみてください。また、3週間を超えてから繁忙期に入った場合は原則早く起きて仕事を済ませるよう心掛けつつ、繁忙期用のスケジュールをつくることです。
要因4. ネット・スマホに没頭
家に帰るとストレスからつい、ネット・スマホ・TVなどでリラックスをしたくなるものです。ストレス緩和はとても重要ですが、これらの習慣の負の側面は、依存性があり、歯止めが利かなくなることです。
対策としては、ネット・スマホを行うときはタイマーをつけて時間を制限することや、別のストレス解消の方法を見つけることです。ゆっくりお風呂に浸かったり、本を読んだり、1時間の録画していたお笑い番組を見るなどです。依存性があり、歯止めが利かないストレス解消法は夜更かしの原因になります。