ローソンはいま海外展開を加速させています。中国、インドネシア、米国(ハワイ)に続き、今後はタイやミャンマーでの展開も計画しています。このため、この1年は3分の1を海外で過ごしました。特にアジアではトップ同士の交渉でなければ話が進みません。これから進出先は増える一方ですから、私の海外出張も、増えることはあっても、当分減ることはなさそうです。
海外出張の場合でも、週2回のジム通いを続けるように心がけています。1泊程度の出張では、無理に運動することはありませんが、可能ならば、あらかじめ現地での運動を日程に組み込むようにしています。普段より激しいトレーニングをすることもありますね。ストレス発散になるからです。海外のジムを訪ねることも、ひとつの楽しみです。
いまのところ私の健康管理上の課題は、歩く時間が少ないことです。健康管理のためには、ウオーキングは最適です。私の普段の生活では、執務や会議のほか、自動車や飛行機での移動など、座っている時間がほとんど。1日の歩数は、2000歩程度です。座る時間が長いと、腰にも負担がかかります。激しいトレーニングより、ゆっくりと歩くほうが体にいいことはわかっているのですが、なかなかできません。先輩の経営者では早朝のウオーキングを日課にしている人が多いですね。健康管理のうえでは、とてもよいことだと思います。
夜、家に帰って就寝するのは午前1時頃になります。帰るのは早いのですが、書類整理などをしていると、これぐらいになってしまう。起きるのは6時頃です。社外の人との朝食会などに参加することが多く、家を出るのは8時頃。それを考えて早朝にトレーニングをするとなると朝5時から7時ぐらいになります。トレーナーに無理強いはしたくないので、夜型が続いていますね。読者の方には、朝型の運動をお勧めします。
「やり過ぎ」にも注意が必要です。1年ほど前に膝の半月板を痛めてしまったことがありました。学生時代に運動をしていた人は、自分の体力を過信する傾向があります。私も学生時代にバスケットをやっていたのですが、学校での部活動とジムでのトレーニングはまったく別のものです。トレーナーから助言を受けながら、無理のない範囲でやりましょう。