暖かさだけを重視する人の失敗
残念コート4「雪だるま状態のダウンコート」
寒い冬の通勤に欠かせないダウンコート。防寒性は抜群ですが、ボリュームが大きすぎるものは要注意。
肩も胴回りがパンパン、首元までモコモコ。全身がひと回り大きく見えて、雪だるまのようなシルエットになっている男性は、せっかくのスタイルが台無しになってしまうことも。
特に、光沢の強い生地や目立つロゴ、ボリュームのあるキルティングが重なると、一気にカジュアルな印象に。「休日のダウンを、仕事場にも着て来ちゃったのかな?」と思われてしまいます。
ビジネスシーンでダウンを着るなら、ボリュームを抑えたシンプルなデザインがおすすめ。スーツのジャケットが隠れる着丈を選び、落ち着いた色味でまとめると、スマートな印象に仕上がりやすいですよ。
ピーコートは上級者向け
残念コート5「少年のようなピーコート」
ピーコートといえば、冬の定番アウター。カジュアルにもきれいめにも着られる便利なアイテムです。
しかし、短めの着丈に大きな襟、目立つボタン、厚手の生地。そんな昔ながらのデザインをスーツに合わせると、ビジネスマンというより、どこか少年のような学生風になり、ちぐはぐに見えてしまうことがあります。
特に、学生時代に購入したピーコートを何年も愛用している場合は要注意。当時は似合っていたデザインでも、体型や年齢の変化によって、違和感が生まれることも。ダッフルコートも同様です。
もちろん、スーツとピーコートのデザインをうまく調和させてコーディネートを組む、おしゃれ上級者の人もいます。それ以外の人がスーツの上に羽織るなら、ジャケットの裾がはみ出さないか、肩や胸周りが窮屈でないかも確認したいところですね。
革ジャンを楽しむなら休日に
残念コート6「ロックで個性強めの革素材」
若い頃から革ジャンを愛用し、年齢を重ねても自分のスタイルを貫く男性は素敵です。革の質感や無骨なデザインは、うまく着こなせば大人の魅力にもつながります。
しかし、休日に活躍する革ジャンが、そのままビジネススーツにも合うとは限りません。
短丈のライダースをスーツの上に無理に羽織れば、ジャケットの裾がはみ出したり、肩や腕が窮屈になったりしがち。スーツのきちんと感と革ジャンのワイルドな雰囲気がぶつかり、ちぐはぐな印象になってしまいます。
一方、革のロングコートなら解決するかというと、そう簡単でもありません。革は素材自体の存在感が強く、面積が大きくなるほど迫力も増します。
光沢の強い黒いロングコートに装飾的なデザインが加わると、ビジネスシーンでは少々主張が強すぎます。
映画のヒーローなら格好よく決まるスタイルも、平日の通勤には合いません。お気に入りの革ジャンは休日に、仕事にはスーツと相性のよいコートを用意する。そんな使い分けこそ、大人の賢い選択と言えそうです。



