妻が突如倒れ、息子は失踪、自らも病気に…
親の介護や自身の健康問題が徐々に現実味を帯びてくるミドル層の読者に向けて、本稿では、知っておきたい医療のリアルに迫る3本の記事を厳選しました。
1本目は、重い障害を負った妻を献身的に支える夫の体験記です。突然の事態に自殺を企てる息子、一気に跳ね上がる経済的負担、ストレスから自らを襲う病――。過酷な介護生活のリアルと家族の再生を克明に描き、平穏な日常がいかにもろいものかを実感させます。
2本目は、神奈川県議の小川久仁子さんによる、巨大医療機関の闇を暴くリポートです。発端は2021年に神奈川県立こども医療センターで起きた医療事故でした。組織改革の遅れと“ある重大な欠陥”の実態を指摘し、「県立病院というだけで頭から信用してはいけない」と警告します。
3本目では、緩和ケア医であり僧侶でもある岡山容子さんが「死の前兆」を解説します。体の機能が次々と停止していく中で、最後の最後まで働き続ける“ある器官”とは。生理的な変化を具体的に挙げ、後悔しない看取りにつながるヒントを示します。信頼できる病院を見極めるための防衛策も。
思いがけない試練は、どんな人にも訪れる可能性があります。もしものときへの最大の備えは、大切な人との今を後悔のないように過ごすことかもしれません。
「30年以上前に一目惚れした妻は半身麻痺で失語症でもやっぱり可愛い」40代で倒れた妻を献身介護の夫の胸の内
(2025年3月29日公開)
平穏な時間はあっけなく崩れた。看護師としてバリバリ働いていた40代母親が瀕死の急病で救急搬送された後、高3の息子の心は壊れ、行方をくらましてしまう。それでも、残された家族の懸命なケアにより、寝たきり状態だった母親は後遺症に苦しみながらも徐々に体の機能を回復させていく――。(後編/全2回)<続きを読む>
男児の遺族は「ひどい病院と見抜けなかった」と後悔した…神奈川県立病院で「救えた命」が失われるまで
(2024年11月28日公開)
5つの神奈川県立病院を束ねる地方独立行政法人「神奈川県立病院機構」が、組織改革を迫られている。発端は、3年前にこども医療センターで起きた医療事故だ。900万人以上の県民の命と健康を支える医療機関で何が起きたのか。この問題を追及してきた神奈川県議の小川久仁子さんがリポートする――。<続きを読む>
ヒトの「最期の瞬間」には11個の前兆がある…体の機能が全ストップする中、最後の最後まで働く「器官」とは
(2026年3月13日公開)
人間の体は息を引き取る直前、どのような状態になるのか。多くの看取りをしてきた緩和ケア医の岡山容子さんは「間もなく死を迎えるであろう人には11個の“生理的な変化”が訪れる」という――。<続きを読む>
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