昨年末、京都・寺町にオープンしたホテル「9h(ナインアワーズ)」が注目を集めている。9hはカプセルホテル。といっても、飲んで終電を逃したビジネスマンが、とりあえず寝るところがほしいと利用するような従来のカプセルホテルをイメージしてはいけない。

9hのカプセル。中に入ると意外に広い。1泊4900円。目覚まし時計はなく、寝室環境システムが光の変化で目覚めに導く。

9hのカプセル。中に入ると意外に広い。1泊4900円。目覚まし時計はなく、寝室環境システムが光の変化で目覚めに導く。

9hは気鋭のプロダクトデザイナー柴田文江氏を総合デザインに起用した、いわば“デザイナーズカプセルホテル”。内装、カプセル本体、館内着、スリッパ、はては数字の書体までオリジナルに開発するというこだわりでつくられたスタイリッシュなホテルだ。

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