店内調理は「利益獲得の命綱」

ミニストップの厨房で作る商品はヒット作品も数多く、経営上のピンチを何度も救われている。だからこそ、「店内調理商品推し」という独自路線を貫いてきた。

岐路となったのは、マクドナルドが80円台までディスカウントを行ったことによる、当時の主力商品であったハンバーガーの売り上げ激減だ。ここで、苦境を打開するために2000年に登場した「プリンソフト」が導入店で1日30個、「お好み焼き」が1日50個、「パニーニ」が1日80個と、それぞれ大ヒットを記録(2000年4月28日・日本食糧新聞より)。ほどなく全店で導入が進み、経営上のお荷物と化していたミニストップの店内厨房は、一気に息を吹き返した。

ここからミニストップの「コールドデザート・ホットスナック推し」路線が定まっていったが、ミニストップの売り上げ(1日平均40万円台)は上位3社と10万~20万円の開きがあり、店内調理分の数万円を上積みしたところで、まったく追いつかない。