聖天院に祀られる渡来人とは
巾着田をあとにして一般道をしばらく歩けば、やがて立派な山門をもつ聖天院へとたどり着く。その入口では、再び「大将軍」と「女将軍」の塔が迎えてくれた。
けれど、ここに立つ「女将軍」の表情は、高麗駅前のそれとは異なり、どこまでも穏やかで優しい。「いらっしゃい」と微笑みかけるようで、まさに御仏の慈悲が宿っている感じであった。堂々たる山門に見惚れながら、その右手に進めば「高麗王廟」がある。
祀られているのは、高さ2.3メートルの石塔で、5つの砂岩を積み重ねて構成されていた。その前には、漆黒の御影石でできた立派な碑が立っていて、「高句麗若光王陵」と記されていた。
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