突発的なできごとや洪水のような日常業務に追われていると、本当に重要な仕事が見えなくなってしまう。そんな「アリ地獄」から抜け出す新たな思考習慣とは――。

日給1万円アルバイトからの出発

15年前にタイム・マネジメント4.0の考え方に出合い、人生が大きく様変わりしたのが清掃業を営むファイヴエーカンパニーの間宮孝洋社長である。「人生が180度変わった、変化の権化のような人です」。

間宮社長の妻でもある、同社の間宮歌子取締役は笑顔で語る。きっかけはフランクリン・プランナーというタイム・マネジメント4.0に基づいてつくられた手帳を先輩が持っているのを見て、自分も購入したことだった。

「私はずっとロックバンドをやっていて、大学を卒業した後も清掃のアルバイトをしながらプロデビューを目指していました。しかし才能のなさに気付いてバンドは解散。すでに結婚して子供も2人いるのに収入は日給1万円で、どうやって子供たちを育てていけばいいのか、どうすれば成功できるのか悶々としていた頃でした」(間宮社長)