トランプ大統領が言わなかったこと
橋本氏が「私にとって大きなメッセージでした」と振り返るのは、トランプ大統領が首脳会談で、「国家安全保障上の問題がある」とは言わなかったことだ。
「トランプ大統領は細かく説明しないので少し乱暴に見える面はありますが、『プランB』『プランC』を準備する柔軟性を持った方だと思います。『プランA』しかないのであれば、『CFIUSで結論が出ている』と言えば済む話。首脳会談でのやり取りを聞いて、トランプ大統領が国民や支援者に対してうまく説明できる展開にすれば、まだ可能性があるなと思ったのです」
さまざまな選択肢を検討し、拒否権のある「黄金株」を米政府に付与することで決着した。
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(「文藝春秋」編集部/文藝春秋 2026年1月号)

