熱中症や脱水症で動けなくなるケースも

高尾警察署のサイトでは、高尾山で起こっている遭難事例を次のようにあげています。

・登山道の段差や木の根などにつまずいて、雨後は足元の悪い場所で転倒する
・夕暮れから夜にかけて周囲が暗くなり、どこを歩いているかわからなくなる
・水分や塩分の補給が足りないために熱中症や脱水症になる

高尾山でハイカーや観光客が救助を求めるのは、救急車を呼ぶのに近い感覚ではないでしょうか。それでも、警察や消防に設置されている山岳救助隊が出動して対応すると、1件の山岳遭難とカウントされるのです。

高尾山ほどではないにしても、これに似た例は全国のあちこちで起こって、遭難多発の数字を押し上げていると思います。富士山では高山病による体調不良が加わりますが、高尾山と同様、疲れて歩けなくなったという遭難がとても多いです。