年金の本質は「貯蓄」ではなく「保険」

ここでもう一度年金の本質を思い出してください。年金の本質は保険です。つまり保障機能にあるわけです。年を取って働けなくなった時や障害を負ってしまった時などの生活を保障する手段です。

ところが世の中で“年金”と名前の付いている金融商品は、体裁は保険商品の形を取っていても実質的には貯蓄や投資なのです。個人年金保険も保障機能はほとんどなく、貯蓄を主眼としていますし、変額年金保険の場合はほとんど投資信託と同じです。

もちろん、貯蓄や投資が悪いわけではありません。公的年金を土台にして、それよりも豊かに暮らしたいので自助努力による貯蓄や投資でそれに備えるのは結構なことです。でももし、貯蓄とか投資をするのであれば他にもっと良い手段があります。