“南”で生活を始め、六麓荘を目指す

――関西圏の富裕層の多くが、六麓荘に住むことを目指しているのでしょうか。

芦屋市内に住むこと自体がステータスですが、住民の中にはさらなる高みを目指す“あがり”のような考え方があります。最初から六麓荘に住むのではなく、まずは市内の他の高級住宅街、例えば岩園町などに居を構えるのです。

そこで生活の基盤を築き、事業を成功させ、資産を形成していく。そして最終的なゴールとして、六麓荘の物件が出るのを虎視眈々と待ち続けます。六麓荘の物件は市場に出回ることが少なく、希望の土地を手に入れるために数年、時には十数年待つことも珍しくありません。ある富裕層は、岩園町に住みながら六麓荘の物件情報を待ち続け、ついに理想の土地を手に入れたといいます。