つまり、中国が中等先進国レベルに達したと判断するには、2035年までに①一人当たり名目GDPが20,000米ドル以上に到達、かつ②一人当たり実質GDPが2020年対比で倍増するという2つの基準を満たすことが必要で、そのためには今後10年で年平均+4.17%の成長率が求められるという。
なお、「+4.17%」が名目成長率なのか実質成長率なのかは、明示されていない。
習氏が掲げた長期目標は依然として健在
このうち、①を達成するための名目成長率は、仮に2035年の一人当たり名目GDP20,000米ドル達成を目標とすると、今後10年で年平均+3.5%と推計される(2025年の名目GDP成長率を+3.7%、為替レートを1ドル=7.2元で一定、2035年までの人口減少率を解説書に従って年平均0.2%と仮定)。ただし、先述の通り、目標とする所得水準や為替の前提によって大きく推計が変わってくる。
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