日常生活に潜む「認知バイアス」

こうした人間の「認知バイアス」は、行動経済学などの領域で研究され、実際に私たちの日常生活の中でも活用されている。

たとえば、「松・竹・梅」と3段階に値段が分かれたランチを選ぶ際、ついつい真ん中の「竹」を選んでしまった経験はないだろうか。

これは「ゴルディロックス効果」と呼ばれ、極端な選択肢(最も高価な「松」や、最も安価な「梅」)を避け、中間にある無難な選択肢を選ぶ人間の心理(極端回避性)を利用した販売戦略といわれている。