「子どものいたずら」では済まされない

今回のくら寿司の件では、犯人を特定するなど、会社として厳然と対応することを同社は宣言しました。2023年に被害を受けて話題となったスシローも、犯人に6700万円の損害賠償請求を起こすなど、厳しい対処をしています。

一方、こうした犯罪行為が発生した際、「子どものいたずら」「昔だってやっていた」「大人げなく目くじら立てるな」という、擁護の声が発せられることもあります。しかし愚かさが原因の行為であっても、その結果がもたらす影響は、昔とは天地ほど異なっています。