「子どものいたずら」では済まされない
今回のくら寿司の件では、犯人を特定するなど、会社として厳然と対応することを同社は宣言しました。2023年に被害を受けて話題となったスシローも、犯人に6700万円の損害賠償請求を起こすなど、厳しい対処をしています。
一方、こうした犯罪行為が発生した際、「子どものいたずら」「昔だってやっていた」「大人げなく目くじら立てるな」という、擁護の声が発せられることもあります。しかし愚かさが原因の行為であっても、その結果がもたらす影響は、昔とは天地ほど異なっています。
スシロー事件では、「あきんどスシロー」の親会社であるプライム上場企業「FOOD & LIFE COMPANIES」の株価が下落し、1日で160億円以上の時価総額が減ったという報道がありました。事件によって客足が減るなどの直接的被害以上に、悪評による株価下落を恐れての空売りなど億を超えるその影響の大きさは、子供のいたずらで済むような金額ではありません。
ここから先は無料会員限定です。
無料会員登録で今すぐ全文が読めます。
プレジデントオンライン無料会員の4つの特典
- 30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
- 約5万本の無料会員記事が閲覧可能
- 記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
- 記事をブックマーク可能
