自分の行動もいつかハラスメントになるのか

価値観がどんどん変化する世の中で、何かのハラスメントに抵触しないように生きていかなければなりません。穏便に、あたりさわりのないことしか言えなくなってしまいます。常に相手を思いやり、礼儀正しい人格者にならなければ……というプレッシャーが。『不適切にもほどがある!』を見るとフラストレーションが解消される、という理由でドラマに救いを求める人が多かったのかもしれません。

不適切すぎる発言を連発する人を見ると、ハラハラしながらも、自分には絶対に言えない内容に不思議な爽快感すら覚えます。先日、ある講演会に行ったら、登壇者の先生が「女性が3人集まると怖いですね。何歳まで女性と言うのかわからないですけど」とアウト発言ばかりしていて、逆に笑えてくるほどでした。

実際、「ハラスメント」の種類は増えるいっぽうです。『週刊現代』(2024年11月9日号)に「社会を悩ます新型パワハラ44」という記事が掲載されていました。読んでみるとあまりにも細かすぎるハラスメントの数々に驚き、もはや大喜利なのでは? と思えるほどでした。